ぬーすんだバイクで走りだす、行先もわからぬまま、
暗い夜の帳の中へ へへへー
・・・あ~なんか自由になれた気がしてきた!
やすです。
さて、先日、免許を取得したばかりの僕ですが、
セブで運転したい!運転免許取得への道のり
とうとう、バイクを買ってしまいました。
でも、ここまでの道のりは本当に長かった・・・。
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セブでは、
オートバイの事は「Motor Cycle」と言います。
自転車のことは、「Bike」と言います(Bicycleは通じにくい)。
中古車の事は「Secondhand」と言います(Used Carは通じにくい)。
お金に余裕のある方は、安全面で絶対車を選ぶべきです。
もしバイクを買うにしても、新車を買えば様々なリスクは
回避できると思います。(後述)
しかーし!
そうもいかないのが、わが家。
今回は、中古のバイクを探す事にしました。
僕が探していたのは、こちらでは一番ベタなバイクで、
4速ギア、クラッチがないタイプ・・・
まあ、日本で言うカブ(新聞配達のやつ)みたいなやつです。
要は、二人乗りのできる原チャリって感じですね。
いつも乗っていた中国製の自転車が走行中突然故障し、
道路に吹っ飛ばされて頭強打!という事故も先日経験した僕は、
安心の日本製にこだわって探してました。
はっきり言って、中古であっても、
相場感は、決してリーズナブルとは言えません。
相場は、大体下記のような感じです。
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中国や台湾製(Sunriser/Kimco/Haojii)
・新車 35000ペソ~
・中古車 20000ペソ~
日本製(Honda/Yamaha/Suzuki)
・新車 55000ペソ~
・中古車 28000ペソ~
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このあたりで探すと、セブで買える中古バイクはたくさんHITします。
http://www.ayosdito.ph/Central-Visayas/Cebu/Motorcycles-for-sale-1040
僕はまず最初に、15000ペソ(33000円)のバイクを見に行きました!
このバイクショップは、セブでTOPSへ行く道、マルコポーロホテルを
さらに超えて、強烈な坂を上がっていくような場所にあったため、
自転車でそこまで行くのは、めっちゃ大変でした。
ちなみに、TOPSとは、セブで数か所しかない観光名所のひとつ!
観光スポットtopsへ行ってみた
ここで売っていたのは、中国製が主。
お目当ての15000ペソのバイクは昨日売り切れたという。
その代替案として、
Sunriserという中国製のバイクではあるものの、中国ではNo1メーカー、
さらに、ディスクブレーキ装備の上位機種をおすすめしてきた!
状態はよく、ほとんど新品のようなバイクがなんと18000ペソ。
でも、中国製は買うのが恐かった為、これは見送る・・・。
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翌週・・・
同じ店から、
「スズキのいいのが入ったよ」と連絡をもらったので、(←寿司屋か)
WEBサイトで写真見てみてと言うので、チェック!
20000ペソでしたが、それを買う事に、速攻で決めていました。
何と言っても日本製ですから、見た目が少々カッコ悪くたってOK!
もう買う段取りまでしていた時、
念のためバイクに詳しいフィリピン人の同僚に、確認してもらうと・・・
「Oh, China!」
え?
今なんですと??
スズキですよ、SUZUKI??
外観はまるっきりスズキ製のボディーのバイク。
しかし、彼に言わせると、この写真を見ただけで、
そのエンジンは中国製に変えられてるとわかるという。
本当にそんな事あるのだろうか??
セブ在住10年以上の、日本人の同僚にその話をすると、
「ええ、そういう事良くあるんです、もう日常茶飯事ですよ。」
「盗難車も普通に出回っているので、
よほど信頼できる所で買わないと逮捕されますよ」
「あと、よく情報を確認しないと、ローンが残っているものも
よくあるケースです。払わされますよ」
という、出るわ出るわ、恐い話(笑)
マジでっか~!!
中古車を購入するうえで、注意したい点をまとめると
・ローンが残っているのに、売っちゃう
・盗んだバイクも売っちゃう
・エンジンを別のメーカーのヤツを乗せて売っちゃう
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ひえ~こわいな。
安すぎないものを選ぶ必要がありそうです。
そして、知識やコネもあった方が良いですね・・・これは。
となれば、餅は餅屋、バイクはバイクオタク!
バイクに詳しい彼にまかせよう!
ということに相成りまして、
彼に、バイク探しの旅に道連れする事になります。
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翌週、
彼のバイクに載せてもらい、バイク探しの旅に出発!
彼のバイクは、なんかすごいかっこいい、ちゃんとしたバイクです。
18万ペソだかなんだか言ってたので、
僕のしょぼしょぼバジェットとは比較になりませんw
そして、ひたすら、探す!見る!!
バイクショップは、A.S.フォルチュナー通りに数件。
ハイウェイにを抜けて、OLDブリッジに向かう途中の道にも数件。
トータルで、10件近くのお店で、比較検討しました。
でも、やっぱり高い!
しかも、値切れない!!
フィリピンって、他の東南アジア諸国と違うのは、
ある程度ちゃんとした値段設定をあらかじめ提示している所が
多い気がします。どんなお店でも。
買い物でディスカウントが趣味の旅人には値切りがいがないです。
だって、(これぐらいならいけるやろう)と思った金額で値切っても、
「あ、じゃあいいよ、バイバイ」って言われるんです(笑)
商売っ気がないのか、すでに底値なのか・・・
そのため、値切っても、ネゴっても、値段はほとんど言い値から
動かない事が多いです。下がってせいぜい5%ぐらい。
そして、日本製、特にHondaは人気が高いらしく、
かなり強気な値段が、どのお店でも掲げられていました。
こりゃ、完全に予算オーバー!
撃沈して、その日は帰宅。
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さらに翌週・・・
結果的には、
彼の地元ラプラプシティーまで連れて行ってもらって、
彼の義理のお兄さんの友人を紹介してもらい、
35000ペソで販売予定のものを、
なんと28000ペソ(58000円)で、
中抜き無しで売ってもらえる事になりました!
これはラッキー♪
機種は、HondaのWave100という100ccのバイクです!
店の人とも仲良くなり、
日本に帰る時に、25000ペソで買い取ってあげると言ってました。
「やったー!実質3000ペソじゃん!(それほんとか?)」
半信半疑ですが、それぐらいエンジンには自信あるそうな。
あれから、2週間・・・。
足のある生活は、やっぱり、すこぶる快適です!
これで、近場でもジプニーが走ってなくて行けてなかった、
あんなとこやこんなとこにだって、出かけられます。
もちろん今まで自転車しかなかったために、ソロ活動していた、
マッサージなどにも、二人で出かけることもできます!
朝まりっぺの学校に送って出勤したりもしてます。
便利だなー
え、セブの運転って危なくないか? ですか・・・??
色んなサイトで調べると、
「交通ルールがなくて、危ない」
「暴走する車が多い」
「セブシティーでの運転は絶対にやめてください」
など、恐い情報がたくさん載っていますが・・・。
あえて自由に記事を書ける僕から言わせてもらうと、
『いやいや、そんなでもないでしょ。』という感じです。
大丈夫とは言いませんが、気を付けて運転してれば、
歩道もない道を歩くよりは、事故に逢う確率は低いぐらいと思います。
歩いてる数センチ横をジプニーが爆走して行ったこともありますから。
僕の場合は、半年間、自転車を運転して慣れてしまっているので、
標識や交通ルールはもちろん、ドライバー達の中でのみ通じる、
ルールというか、いわば「呼吸」のような「間」みたいなものも、
ある程度、理解ができているつもりなので、
意外にも危険はほぼ感じずに運転する事ができてます。
ただ、こちらでは、人をひき殺しても、現地人は5万円とか10万円で
解決してしまうような国です。
日本人に事故してもらったら、お金がたくさん入るからラッキー
というブラックジョーク(マジかも?)もあると聞きます。
逆に自分が事故にあってしまった時には、なんの保障もされません。
十分に肝に銘じて安全運転を心がけるようにしないとダメですね。
バイクはまだしも、僕は車を運転するのは、どうも恐いですね。
ぶつけて、毎日落ち込みそう・・・。
運転されてる方を尊敬します(笑)
やす
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↓かわいい、このミシン♪穴の開いたヤスのパンツも修繕できそう(笑)